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首都圏で産業廃棄物収集運搬業許可を取得する!一都三県の比較と攻略ガイド

  • MORI KENICHIRO
  • 6 日前
  • 読了時間: 6分


東京都新宿区の産業廃棄物許可申請、ビザ申請(在留資格許可申請)、建設業許可申請、補助金申請、に強いライジングサン行政書士事務所代表の森憲一郎です。


今回のブログテーマは、「首都圏で産業廃棄物収集運搬業許可を取得する!一都三県の比較と攻略ガイド」です。

日々、現場を走り回り、社会のインフラを支えている排出事業者および運搬業者の皆様、本当にお疲れ様です。当事務所は、スピード感と確実性をモットーに、建設業や廃棄物運搬業に携わる皆様の「攻めの経営」を法務面からバックアップしております。

「東京都で許可を取ったから、隣の神奈川県や埼玉県も同じだろう」

そう思って準備を始めると、意外なルールの違いに戸惑うのが、この産業廃棄物収集運搬業許可の奥深い(そして少し厄介な)ところです。


今回は、一都三県(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県)における許可申請の「違い」「難易度」にフォーカスし、プロの視点から徹底比較・解説いたします。


1. なぜ一都三県でルールが異なるのか?

産業廃棄物収集運搬業許可は、基本的には「廃棄物の処理及び清掃に関する法律(廃掃法)」という法律に基づいています。しかし、実務上の運用や提出書類の細かなルールは、各自治体(都道府県や政令指定都市)の手引きによって定められています。

特に首都圏は排出量も業者数も多いため、各自治体が独自のチェックポイントを設けており、これが「難易度の差」として現れます。


2. 一都三県・許可申請の比較表

まずは、皆様が最も気になる「違い」を一覧表にまとめました。

項目

東京都

神奈川県

埼玉県

千葉県

申請予約の取りやすさ

比較的取りやすい(WEB予約)

非常に混雑(電話・WEB)

標準的

比較的スムーズ

講習会修了証の有効期限

厳格(5年/2年)

厳格

厳格

厳格

車両写真の審査

標準的(斜め前方・後方)

非常に厳しい

標準的

標準的

納税証明書

直近3年分(法人の場合)

直近3年分

直近3年分

直近3年分

経理的基礎(赤字対策)

収支計画書等の提出

診断書が必要な場合あり

比較的柔軟な判断

厳格な審査傾向

特有のルール

駐車場の使用権原に厳しい

積載禁止品の明示が必要

特になし

運搬容器の写真が必要

総合的な難易度

★★☆☆☆(標準)

★★★★★(難)

★★★☆☆(普通)

★★★★☆(やや難)

3. 各自治体の特徴と「落とし穴」

① 東京都:デジタル化が進むが「事業計画」を重視

東京都(環境局)は、オンライン申請の導入など事務処理の効率化が進んでいます。

  • 特徴: 窓口の対応は非常に事務的でスムーズですが、「事業計画書」の内容に整合性がないと厳しく突っ込まれます。

  • 注意点: 駐車場の所在地が登記簿上の本店と離れている場合、その場所で本当に運行管理ができるのかを問われることがあります。

② 神奈川県:写真審査の「鬼」

一都三県で最も難易度が高いと言われるのが神奈川県です。

  • 特徴: とにかく車両写真に対する要求レベルが高いです。「看板の文字が1文字でも隠れている」「最大積載量の表示が薄くなっている」「斜め45度からの角度が甘い」といった理由で差し戻されることが多々あります。

  • 注意点: 神奈川県は予約が非常に取りづらいため、書類の不備で「出直し」になると、許可取得が1ヶ月単位で遅れるリスクがあります。

③ 埼玉県:比較的スタンダードだが「越境」に注意

埼玉県は、比較的「手引き」に忠実な審査が行われます。

  • 特徴: 窓口の担当者によって多少のばらつきはありますが、書類が揃っていればスムーズに受理されます。

  • 注意点: 埼玉県内に事業所がある場合、その事業所の形態(プレハブか、看板はあるか等)を詳しく聞かれることがあります。

④ 千葉県:財務状況と容器へのこだわり

千葉県は、近年審査が厳格化している印象があります。

  • 特徴: 財務状況(経理的基礎)の審査が厳しく、直近の決算が債務超過である場合、中小企業診断士の診断書だけでなく、今後の具体的な改善策を強く求められます。

  • 注意点: 石綿含有廃棄物などを運搬する場合の「運搬容器(フレコンバッグ等)」の写真や、その固定方法についての説明を詳しく求められるのが特徴です。


4. 共通の難所:「経理的基礎」の壁

一都三県すべてに共通して言える最大の難所は、「赤字経営の場合の対応」です。

産業廃棄物運搬業は、不法投棄を防ぐために「継続して事業を行える資金力があるか」が厳しくチェックされます。

  • 直近3期連続で赤字

  • 直近の決算で債務超過

このような場合、単に書類を出すだけでは受理されません。

「なぜ赤字なのか?」「どうやって立て直すのか?」を証明するために、中小企業診断士による経営診断書の作成が必要になります。これには別途費用(10万〜20万円程度)と時間(2週間〜1ヶ月)がかかるため、事前の決算書チェックが不可欠です。


5. 行政書士が教える「最短・確実」な申請のコツ

許可をスムーズに取得するためには、以下の3つのポイントを意識してください。

  1. 講習会の予約を最優先する

    現在、日本産業廃棄物処理振興センター(JWNET)の講習会は非常に混雑しています。修了証がないと申請すらできません。まずは講習の予約を確保しましょう。

  2. 車両のメンテナンスと写真撮影

    神奈川県を含む他県でも、車両が汚れていたり、表示が欠けていると印象が悪くなります。「最大積載量」「表示義務(社名・産廃収集運搬車)」を綺麗に整えた状態で、明るい時間に撮影してください。

  3. 「自治体のまたぎ」を計算に入れる

    例えば「千葉で積み、東京を通って、埼玉で下ろす」場合、千葉と埼玉の両方の許可が必要です(通過するだけの東京は不要)。ルートを正確に把握し、同時に申請を進めることで、役所への郵送費や手間を削減できます。


6. まとめ:餅は餅屋、産廃はライジングサンへ

一都三県の産廃許可申請は、一見似て非なるものです。

ご自身で申請を行う場合、手引きを読み込み、平日に何度も役所へ足を運び、不備を修正する……。この作業に取られる時間は、現場の稼働数日で得られる利益を上回ってしまうかもしれません。

ライジングサン行政書士事務所にお任せいただければ:

  • 一都三県一括申請による効率化

  • 面倒な車両写真のチェック・アドバイス

  • 赤字決算時の診断書手配・リカバリープランの策定


これらをすべてワンストップでサポートいたします。

「この車両で通るかな?」「赤字だけど大丈夫かな?」と不安な方は、まずは当事務所へお気軽にご相談ください。皆様のビジネスが、次のステージへ「昇る(Rising)」お手伝いをさせていただきます。


【次の一歩へ】

現在の貴社の状況(保有車両数や決算状況)をお聞かせいただければ、最短で許可を取得するための「オーダーメイド見積もり&スケジュール案」を無料で作成いたします。

許可申請でお困りの方は、まずは専門家にご相談してみてはいかがでしょうか。

上記お問合せフォームからお気軽にご相談ください。


ライジングサン行政書士事務所

代表:森 憲一郎


なお本記事は2026年1月現在の法令・運用に基づいています。最新の状況については必ず管轄自治体または当事務所へご確認ください。


 
 
 

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