産業廃棄物処理業の更新許可と企業診断書作成をお手伝いした経験から
- MORI KENICHIRO
- 9月12日
- 読了時間: 3分
東京都新宿区の産業廃棄物収集運搬業許可申請、在留資格許可申請、補助金に強いライジングサン行政書士事務所代表の森憲一郎です。
今回のブログテーマは、「産業廃棄物処理業の更新許可と企業診断書作成をお手伝いした経験から」です。

産業廃棄物処理業を営む方にとって、更新許可申請は数年ごとに必ず訪れる大切な手続きです。
その中で「財務状況に課題がある場合」、中小企業診断士による企業診断書が求められるケースがあります。
先日、私のもとにも「更新許可を申請したいが、直近の決算で赤字が出てしまい不安だ」という収集運搬業者様からご相談がありました。
【不安を抱える経営者の声】
「債務超過や赤字があると、更新できないのではないか?」
こうした不安は多くの事業者様が抱かれています。
実際、産廃業の許可は経営基盤の安定性も審査対象となるため、単に財務諸表を提出するだけでは「事業を継続できる力」が十分に伝わらない場合があります。
そこで、企業診断書を通じて客観的に経営状況を整理・説明することが大切になります。
【企業診断書に盛り込んだ工夫】
今回の支援では、診断士として次のような観点を重視しました。
□財務状況を整理
売上推移や資金繰りをわかりやすく示し、債務超過の有無を客観的に説明。
□改善計画を具体化
コスト削減や新規顧客開拓など、すでに着手している取組みを経営改善計画として記載。
□資金調達の見通し
金融機関との関係や資金繰りの安定性を補足し、安心感を与える。
□事業継続性の裏付け
人員体制や車両・設備の維持管理を明記し、「今後も安定して事業を継続できる」ことを示す。
【経営者の反応と私の学び】
診断書を仕上げたあと、企業様からは「不安だった数字を、客観的に整理してもらえたことで安心した」とおっしゃっていただきました。
許可更新は単なる事務作業ではなく、経営を振り返り、自社の強みと課題を見つめ直す貴重な機会でもあります。
私自身も、診断士として「数字の裏にある経営努力や未来の計画をどう伝えるか」が非常に大切だと改めて感じました。
【まとめとご相談のご案内】
産業廃棄物処理業の更新許可においては、財務に課題がある場合でも、中小企業診断士の診断書を活用し、改善への道筋を示すことで道は開けます。
もし「債務超過や赤字で不安がある」「更新許可の申請をどう準備すればよいか分からない」と感じている方は、早めに専門家へご相談されることをおすすめします。
当事務所では、
□産業廃棄物処理業の更新許可申請
□中小企業診断士による企業診断書作成
□経営改善計画の策定支援
をワンストップでサポートしております。
事務所代表の森憲一郎が、行政書士と中小企業診断士の資格を保有しているからできる強みです!
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